研修志望動機・学修内容・成果/感想・今後の取組み・これからの希望者へのアドバイスなど
私は学生時代より漢方に関心を持ち、臨床の中でより深く学びたいと考えて本研修に参加いたしました。研修では高山先生による四診の具体的な講義を通じて診察の奥深さを実感し、生薬を用いた方剤の調合実習では、理論と実践の結びつきを体感することができました。また、鍼灸の実践や初診の見学を通じて、漢方医学が患者全体を捉える総合的な医療であることを改めて理解いたしました。今回の研修で得た学びは、今後の診療において漢方的視点を持ち、より個々に寄り添った医療を行う礎となりました。今後は可能であれば東北大学病院の臨床で学びを実践しつつ、さらに理解を深めてまいりたいと考えております。とても充実した内容で、これから漢方を学びたい方にもぜひお勧めしたい研修です。