【事業概要】
統合医療は、その療法が多種多様であるがゆえに、患者・国民や医療界において未だ共通認識が確立していない状況にあるため、安全性・有効性等に関する科学的知見の集積を図り、必要な情報を広く発信し、患者・国民及び医療従事者が各種療法を適切に選択できるようにすることなどが求められています。本事業では、国民及び医療従事者の健康保持や疾病治療・予防の選択肢を増やし、医療の質の向上を図ることを目的として、統合医療における漢方や鍼灸等の各種療法に関する研究開発を推進することによって、安全性・有効性等の観点から科学的根拠に基づく新たな質の高い臨床研究への展開に資する知見を創出し、将来的に患者・国民及び医師などに還元することを目標とします。
「統合医療」に係る医療の質向上・科学的根拠収集研究事業
https://www.amed.go.jp/program/list/14/03/009.html
(令和7年度公募)
https://www.amed.go.jp/koubo/14/03/1403B_00098.html
第30回日本病院総合診療医学会学術総会が2025年2月22日(土)~2月24日(月・祝)までの3日間、広島国際会議場にて開催されます。(日本プライマリ・ケア連合学会の冬季セミナーとの共同開催)詳細につきましては学会ホームページをご確認下さい。なお、当財団 協賛のセッションを学会初日2月22日(土)午前中に予定しております。
日本病院総合診療医学会
一般社団法人 日本東洋医学会では、EBM特別委員会が 2001年に設立され、エビデンスに関する 「漢方治療エビデンスレポート」や「漢方製剤の記載を含む資料ガイドライン」など、 各種プロジェクトのアウトカムを掲載されています。詳しくは以下のサイトをご覧ください。
日本東洋医学会ホームページ⇒医療関係者の方へ⇒学術関連情報⇒「漢方とエビデンス」
日本東洋医学会
日本漢方医学教育協議会/編
羊土社 2020年11月発行
日本漢方医学教育協議会は、「日常診療で漢方を活かすことができる臨床医」の育成を目的に、全国82医学部の漢方医学教育担当者によって2015年に発足されました。
日本漢方医学教育協議会では、学生にとって習得可能であり、全国医学部において実施可能な漢方医学教育の確立を目指し、漢方専門家ならびに教育専門家も参画されてグループワークを重ねられ、2016年には「漢方医学教育基盤カリキュラム2016」を作成されました。続けて「講義用モデルスライド」および「講義ガイド」の作成に向けたグループワークを重ね、それらの集大成として2020年12月に株式会社「羊土社」より「基本がわかる漢方医学講義」を出版されました。
本書は、医学教育モデルコアカリキュラム(2016年度改訂版)に記載されている「薬物療法の基本原理:漢方医学の特徴や、主な和漢薬(漢方薬)の適応、薬理作用を概説できる」に準拠して作成されており、わかりやすく構成されています。本書が多くの方々の手に取って頂けるよう、ここにご紹介いたします。
日本東洋医学会
http://www.jsom.or.jp/medical/index.html
日本医学教育学会
http://jsme.umin.ac.jp/
日本漢方医学教育協議会
https://www.jckme.com/