研修志望動機・学修内容・成果/感想・今後の取組み・これからの希望者へのアドバイスなど
<研修志望動機>
漢方専門医である同僚の丁寧な診療に感銘を受け、その研鑽の場での研修を希望しました。
<学習内容、成果、感想>
研修初日は三潴先生、2日目は田原先生の外来に陪席させていただきました。両先生とも診察の際に所見を言語化してくださり、その直後に私自身が脈診や腹診を行うことで、先生方の鋭い感覚を追体験することができました。また患者さんの年齢層や疾患も幅広く、漢方治療の裾野の広さを改めて感じました。もちろん医師としては西洋医学の標準治療がベースにあるべきですが、そこからこぼれ落ちる患者さんは少なくありません。そのような患者さんを掬い上げるためにも、東洋医学と西洋医学の両刀使いになる必要性を改めて感じました。
また合間には薬局を見学し、百味箪笥に収められた生薬を実際に試食させていただきました。普段エキス剤のみを処方している私にとって、生薬特有の風味や香りを体感できたことは、漢方薬が生薬の配合から成ることを実感する貴重な経験となりました。ちなみに一番感銘を受けたのは蜜で練った八味地黄丸で、思わず「おいしい!」「普通におやつにしたいです!」と叫んでしまいました。
カンファレンスや病棟回診では、科内で常に活発な議論が交わされており、次世代の漢方医学を担う人材を育成しようとする熱意あふれる教育環境に感銘を受けました。
<今後の取り組み>
これから医療の世界はAIのサポートで劇的に変化していくと思いますが、そのような中で残っていくのは「人でしかできない医療」だと確信しています。現代西洋医学をベースに漢方と鍼灸を組み合わせ、身近な患者さんたちに還元していきたいです。
<これからの希望者へのアドバイス>
百聞は一見に如かず、でしょうか。